INTERVIEW:川久保玲が語るクリエーション|2015年2月
川久保玲が語るクリエーション
2015年2月13日繊研+plusに掲載された、COMME des GARCONS 川久保玲氏のインタビューです。
色々な材料が混じりあう
坪効率が全然合わない場合もありますけど、あまり気にしません。その存在が数字以上の役目をすることもあります。店全体で強くなる事が大事です。ネットにはない価値
最近はネットビジネスも盛んです。しかし私は、店という空間に来ていただき、そこでしか感じられない臨場感を持って服を手にとってもらいたい。
新しい物への追求
社内のブランドのスタートは、デザイナー本人が何かしらの意思表示をしてくるので確認をするというケースがほとんどです。いかに売っていくか
いかに売っていくか、どうアピールするかということを、服ができた後も考えるべきです。それもクリエーションですから。それを私は店づくりと言っています。
社会が保守化し安定を求めると、新しい物への追求や創造の力が弱まり前に進めません。クリエーションの力、思考力が日本を強くする一つの柱だと思います。ファッションの世界から、強い気持ちを持ち、クリエーションの力を信じて努力、実行していきたいと思います。繊研+plus
過去のインタビューはこちらから。
デザイナー:川久保玲(Rei Kawakubo)