INTERVIEW:限りなく自由のために・・・川久保玲
限りなく自由のために・・・Rei Kawakubo
きっと、毎シーズン自分がやったことに満足していないからだと思います。山登りに例えるのがわかりやすいでしょうね。登っている時はどこまで来たかなんて後ろを振り返らないし、次の一歩のことしか頭にない、私はまだ、頂上にたどり着いていないわけです!
服だけで何かを語るむづかしさを痛感していたのです。その結果、ボディをデザインするという感覚に行きつきました。1997 S/S COMME des GARCONS〈Body Meets Dress, Dress Meets Body〉
コム デ ギャルソンは服を作るだけではありません。どこで売られるのかが服と同じくらい重要なんです。スタッフの名札だって大切なものです。私はこの会社のデザイナーです。時が経つにつれて、その基準を維持していくのは難しくなっています。
誰もが、自由を望んでいるのではありませんか?
K様、ありがとうございます!
デザイナー:川久保玲(Rei Kawakubo)